医療給食様

以前、NHKの『サキどり』で特集されていたのを拝見し、「医療給食」様のことを存じ上げていたので、ジオタブサービスを導入いただけることになり、スタッフ一同喜びでいっぱいです。

Q「あらためて、医療給食様のサービスの概要をお聞かせください。」
A「高齢者向けの食事や生活習慣病予防食を宅配しています。食事は、みな同じではなく、身体の状態や症状に合わせた内容です。番組に取り上げられた、配達時に行っている『3分間サービス』が、高齢の方々に非常に好評です。」

Q「『3分間サービス』について、もう少し詳しく教えてください。」
A「食事をお届けした際、ささやかなお手伝いをさせていただいております。電球の交換や、缶詰のフタを開けるといった、本当に小さなご依頼です。ドライバーのほとんどが20~30代の男性スタッフなので、力仕事などもお役に立てていてうれしいです。」

Q「すばらしいですね。」
A「ありがとうございます。でも、その一方で残念なこともあるんです。。。」

Q「残念なこととは、何でしょうか?」
A「若い男性スタッフのサービスがお役に立てている一方、運転経験が浅いために事故の発生件数が増加しており、恥ずかしながら運転に対するクレームを頂くこともあります。色々な策を講じてきましたが、期待した結果が得られないでいる時に、ジオタブのことを聞き、興味を持ちました。」

Q「どのような点が気に入って頂けましたか?」
A「今までのものは全て発生後の指導でしたが、ジオタブの場合リアルタイムで運転指導が出来ることが、一番の魅力でした。また、制限速度を会社の基準に合わせてカスタマイズできたり、低コストで導入できることも魅力でした。」

サービス導入時の様子について、お伺いしたいと思います。

Q「ジオタブを導入すると伝えた時のスタッフの反応はいかがでしたか?」
A「【監視される】【叱責されるのでは?】という不安から、反対の声が多く聞かれました。でも、我々事務所側としては、監視するのが目的ではなく【安全に帰って来て欲しい】というのが目的だ、ということを繰り返し説明し、ドライバーに実際にジオタブを付けて走行してもらい、共感、理解を得ることに重きを置きました。」
「結果、ひとりひとりの安全に対する意識が高まりました。具体的には、週一回の全体ミーティングで、危険運転の発生場所やルートの確認を行っています。それ以外にも、うれしい誤算や発見が、いくつもあったんですよ!!」

Q「【うれしい誤算】とはズバリ、何ですか?」
A「ジオタブを付けて安全運転を意識したら、10~15%のガソリンが減らせました! 1台あたりにすると5~6千円減なので、ジオタブの月々のコストを十分ペイできでいます。それに、クレーム件数がゼロになりました。

残念ながら、、、事故は1件あったんですが、そこからも大きな発見がありました。事故発生場所が地図上で明確に分かるので敏速に事故処理ができ、さらに事故当時のデータが取れているので状況の把握に大いに役立ちました。
週に1回行っているミーティングでは、危険運転の多発地をドライバー同士が共有し、注意を促すのに一役買っています。

ジオタブ導入前には、【ジオタブを装着して安全運転で配送したら、時間通りに配達できなくなる。】というネガティブな意見がドライバーから多く聞かれていましたが、実際装着して安全運転で配送しても、ほぼこれまで通りの配達時間で回れることが証明されました。

なにより嬉しかったのは、これまでは会社側からの一方的だった指導が、導入によりドライバーたちの意識が一気に高まり、自発的な話し合いの回数が増えたことです。会社側もデータに基づいた的確な指導ができるようになったので、モチベーションアップにつながっています。」

導入時の目的以外にも、様々なメリットを生んでいるというお話を伺うことが出来ました。